使うたびに心が温まるような、保湿バームをご紹介します。
その名は「ポラリスバーム」。
このバームが生まれたのは、”ゆにわ”系列のクリニック「ポラリス診療所」の院長・亀井順子先生の、やさしい想いがきっかけでした。
「アトピー肌で、何をつけても しみてしまって…」
そんな患者さんの切実な声に、亀井先生は「力になりたい」という一心で、肌に本当に優しいものは何かを探求。
試行錯誤を重ね、「これならきっと大丈夫」と心を込めて手作りしたのが、
ポラリスバームの前身となる「よもぎバーム」でした。
亀井先生が目指したのは、究極のシンプルさ。
材料は、たったの3つです。
日本のハーブの代表格「よもぎ」、天然の保湿成分「ミツロウ」、そして伝統的な製法で作られた「ごま油」。
とりわけ、よもぎは「ハーブの女王」ともいわれ、昔から「モグサ」として鍼治療のお灸にも利用されていたり、肌の乾燥や、切り傷のケアにも使われてきました。
化学的な成分に頼らず、先人たちから伝わる自然の恵みだけで肌を健やかに保てたら・・という挑戦でもありました。
手間ひまを惜しまない、原料へのこだわり
そんな「よもぎバーム」をもとに誕生したのが、「ポラリスバーム」。
特に印象的なのが、原料の「よもぎ」に対するこだわりです。
ポラリスバームに使われるよもぎは、ゆにわのスタッフが自ら、
自然豊かな京都府綾部市まで足を運び、手摘みしたものを使っています。
乾燥よもぎ1キロを作るために、なんと生のよもぎが10キロも必要になるんです・・!
夏の暑い盛りに、草いきれの中で黙々と作業するのは、想像以上に大変なことですが、
その手間ひまの中に「ほんとうにいいものを届けたい」という、思いを込めています。
綾部の美しい自然の中で、鳥の声や風の音に耳を澄ませながらよもぎを摘む時間は、単なる作業ではなく、
自然との対話であり、製品に込めるエネルギーをチャージするような、かけがえのないプロセスなのかもしれません。
スタッフのみんなも、「道端や公園にもヨモギは生えているけれど、綾部のヨモギは特別な感じがする。」と感じたそうです。
それはきっと、その手で触れ、自然の力を肌で感じているからなのでしょう。
採取したヨモギは、とてもきれいです。
こんなふうに↓乾燥させて、ポラリスバームの原料となります。
シンプルだからこそ、奥深い
こうして丁寧に採取されたよもぎと、厳選されたミツロウ、ごま油だけで作られたポラリスバーム。
その使い心地は、肌にのせると体温でじんわり溶け、すっと馴染む、とても自然なものです。
自然由来の、シンプルな材料で作っていますので、お肌への刺激が少なく、敏感肌の方や、お子様にも安心してお使いいただいています。
乾燥が気になる部分や、肌荒れを防ぎたいときに、ぜひ。
お顔はもちろん、唇や爪の周り、髪、かかとなど、全身のケアにおすすめです。
(わたしも先日指が乾燥して皮膚がめくれてきた時に、すぐにポラリスバームを塗り、優しく指の血流がよくなるようにくるくると指を動かしてマッサージしてケアをしました。
おかげさまで、水仕事を日々していますが、健康的な手を保てています。)
忙しい毎日の中で、肌と心にほっと一息つけるような、お守りのような存在。
もしあなたが、肌につけるものに迷ったら、この小さなバームに込められた物語を思い出してみてはいかがでしょうか。